台北で凄いの見つけました(行ってきましたよ台湾)2012.8
台北のオーディオショップ街
キター!何か感じる、感じます!
こうした街の2階に控えめな看板の真空管オーディオの店がありました
これは何やら良い音の予感です。
さっそく入店し試聴をお願いしました
という訳で、さっそく飛び込んでみました。
台湾では、大陸と違って通訳さんは帯同していません。
英語できる人もまあまあ居ますし、それより日本語がかなり通じてしまうのです。何とかなるでしょう!(良く無謀と言われますが、懲りません)
これぞ捜し求めていた我らが真空管オーディオの専門店「名揚真空管音響」さんです。
手作りの音響製品を製造販売する店で、ご主人は日本と所縁のある方(台湾には多いです)で、日本語で会話が出来ました。
レベルの高い試聴
(2020.3追記)ここは、やはり予感通りレベルが高かったです。最初に真空管ではなくトランジスタ系のアンプで音を聴かせていただいたのですが、その時点でレベルの高さに気付きました。オーディオ専門店ですので当然と言えば当然ですが、トランジスタ系で良いなと思えるのはハイエンドクラスなので、聞かなかったですが高価なアンプなのだと思います。
DACはオリジナルの優れもの
聴かせていただいたのは、いきなりシンフォニー。倍音も乗って良いです。あまりに良いので、これはアンプのみの効果ではないなと感じたので質問しました。
「DACは?」その質問に、我が意を得たりという感じで、これこそご主人が自慢のショップのオリジナルブランド(あるいは自作)機だそうです。すぐにDACチップについて聞いたのですが、そのメモが見つからず(肝心なのにゴメンナサイ)確かなことは不明です。バーブラウンまでは覚えているので、たぶん、PCM1704かな??正直、滅茶欲しかったです!!
ステマじゃ無い!お薦めの店
その後、お約束の真空管アンプ類を試聴させていただきました。期待を裏切らないです。
この店、台湾の真空管アンプファンには自信を持ってお薦めできます。(お金もらってないです、ステマじゃないです、笑)
場所は確か、台北の中心的な鉄道の駅の北側のエリア。と思って、念のため検索したら、大嘘で南側でした。
追記していたら、もう一度行きたくなってしまいました。
どなたか台湾にお住いの片、追訪問してコメントいただけると嬉しいです。
台湾はオーディオ先進国
香港でも同様のことを感じましたが、オーディオが盛んな国だと思います。中国伝統音楽は、その楽器の音色からして真空管にとても会うと思います。現代の音楽もそうした伝統音楽の要素を取り入れたものも多いので、必然的に相性が良い。
さらに、大陸では世界的にも限られた現行真空管の製造が続けられていますので、在庫含めて真空管の入手にアドバンテージがあると思います。
加えて、電子機器や部品の製造が盛んです。特にPCパーツでは、世界有数の製造国。PCパーツが主力の有名メーカーも、AOPENとかASUSとかたくさんあります。電子系の製造ノウハウも個人レベルのスキルも高く、相当以前から充実したオーディオDIYサイトがあるのを知っており、文章はちんぷんかんぷんながら、写真を眺めて楽しんだりした記憶もあります。
台湾製ジェームズの出力トランス
残念ながら撤退したものも多いと思いますが、完成品のスピーカーやキーパーツを日本で力を入れて売り出した試みもいくつか記憶にあります。ジェームスの出力トランスを使用した百十番の2A3宍戸式ロフチンホワイトアンプは、雑誌の発売告知を見て、速攻で秋葉原に買いに言った記憶があります。とても良かったです。
(2020.5追記)ジェームズのトランスを使用したのは、ずいぶん前のことになりますが、それに対するリアクションがYouTubeのコメントで頂きました。この時代に同じく入手してアンプを製作されたそうです。感慨深いです。「MrSinkukan」という方からです。
こちらです。