過去の作品集:2A3ロフチンホワイト

宍戸アンプ

鈴木さんのホームページ で紹介されていた宍戸アンプです。(2002年10月完成作)
全て手持ちの球で賄える点と、信号が真空管2球と出力トランスのみを経由というシンプルさに惹かれて製作しました。
抵抗やコンデンサーは通りません、非常にシンプルな回路です。
ここに挿さっている出力管は、上のアンプから拝借したものです。

鈴木さんは、この回路ですでに4台製作し現在5台目にかかっているそうです。
トランスなど部品を変えては音の違いを楽しんでいるとか、よほど気に入っているのでしょう。
自作マニアでもそこまでの話はめったに聞きません、それだけ音が良い回路だと類推できます。
百十番がこれにチャレンジしたのも、「回路図の美しさといい,何台も作るほどだからよほどいい音なんだろう」と思ったからです。

ちなみに、MT管がチャンネルあたり2本刺さっていますが、1本はダミーです。
既製品シャーシの穴ふさぎと若干の放熱効果狙ったものです。
本アンプは、12AX7と2A3というとてもシンプルに出来ていて、まさにシンプルイズベストです。

注)宍戸アンプとは、故 宍戸公一氏の著書に紹介されているアンプです。

音質評価(自己採点)

で、結果はその通りでした。
シングルなので出力があまり取れないのですが、それが返ってプリアンプとやスピーカーとも相性が良かったのもあって、上のppで不満だった小音量時の音のよさ・迫力・インパクトが感じられます。
また、ppで「?」だったCDとSACDの音の違いも顕著に感じられます。
高域が伸びているせいでしょう。
低域も良いので広帯域の美音と言った感じです。
全体的に大変澄んだ音です。

ああ、でもどうしよう。
他のアンプが陳腐化して感じられます。
いつものように慣れてくるとそのうち熱が冷めて、新作にかかろうとするのか、あるいは…。

反省

鈴木さんのページにも書いてありますが、とても熱くなります。
夏場つかえるかやや不安でもあります。
少なくとも、整流回路の最初のコンデンサーは値段の関係でチューブラ型にしましたが、ブロックコンの穴も余っていることだし、出来るだけ早期にブロックコンに変更した方が良いと思います。
その際に、奮発してフィルムコンを使うか、ケミコンを使うか思案中です。
ご意見がある方は、メールでアドバイスなどお寄せください。

改造

どうも音質が清らか過ぎるのと、12AX7の片側ユニットをあそばせておくのがいやで改造しました。
といっても、宍戸先生の原回路に戻しただけです。
宍戸先生の著書によると、12AX7をパラにすることで、中低音の厚みが出るとか。
現状では、トランジスタのハイエンドアンプを聞いているみたいで、これはこれでよいのですがやはり真空管アンプらしい分厚い音にあこがれます。
で、結果は分厚い音にはなったのですが、平凡な音になったような。
抵抗と配線材ののグレードを下げたせいかもしれませんが(そこまで余裕無くて)う~ん。
エージング不足かもしれませんのでもう少し経過を見ましょう。
それと、「A&Vビレッジ」で話題になっていた「Xケーブル」を入手してCDプレーヤーとプリの間を入れ替えたのでこれも音質に影響あるはずです。
どうもこのところ、いろんなもの入手して混乱してきました。
ペースダウンしたいのですが。。

改造②

再度改造を行いました。
といっても、回路はそのままで、パーツを一部変更です。

もともと、宍戸アンプをアレンジしたsuzukiさんの回路で製作したのですが、オリジナルの音も聞いてみたくなって、宍戸回路に改造したものです。

作品集にも書いていますが、suzukiさんの回路は澄み切ったとても魅力的な音がします。
オリジナルにしたら百十番の好きな分厚い音になるはずでした。
で、音は厚くなったのですが、いまいち魅力に掛けるというか、面白くない音です。
どうも間に合わせのパーツで、改造したのがよくなかったようで、ムフフなパーツを先日仕入れたので早速改造しました。
直後からかなりよくなったなあと感じていたのですが、翌日の午後になって、驚きの音に変わりました。
同時に、スピーカーのエージングも進んだようで、スピーカー買い換えてから約一ヶ月今ひとつな状態でフラストレーションたまっていたのですが、やっと、買ってよかったと思える音が出ました。

例えていうと、ハイエンドシステム聞いているような音です。
真空管オーディオフェアから、輸入オーディオフェアに移動した(この逆のこと昨秋やりました)ような。
別にガレージメーカーの音が悪いというのではなく、一桁違う製品を準備の整えた視聴室で聴くため、クオリティが数グレード高まったというような感じです。

suzuki回路も魅力的なだけに、同じものを何台も製作するsuzukiさんの気持ちが判ります。

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