真空管サウンドの小さなコンサートホール「ソフィアザール」

駒込の小さなホール

駒込にある最大キャパ50席程度のコンサートホールです。

オーナーの奥様はプロのピアニストということも有って、しょっちゅうコンサートが開催されています。眼前で聴くプロの演奏は迫力満点で、感動の嵐です。

一方、オーナーはプロのカメラマン(大学の先輩でした)で、もうひとつの顔がこの道ウン十年のプロの真空管アンプビルダー。レコーディングエンジニアもされており、まさに多芸多才です。

百十番のホームページをご覧になって、「アンプを持って遊びに来ませんか?」とお誘いいただきました(このようなお誘いは光栄の限りです)。

そこで、国民機2号(50BM8パラシングル)にいたく感心していただき、2004年4月29日に開催されたレコードコンサートにゲスト参加させて頂きました。

本番は1曲のみでしたが、終わった後何人かの方からお褒めの言葉を頂戴 しました。ありがとうございます。


ソフィアザールのホームページはこちら

コンサートで使用するピアノと、メインの大型スピーカー。

マスタリングでも使用するコーラルのスピーカーを使用したシステム。

4月29日のレコードコンサート、実は主役は蓄音機でした。この写真は福井さんが撮ったものです。

 

蓄音機について

(2020.5追記)ソフィアザールさんは、蓄音機も研究しておられ、いくつか種類の違う蓄音機や、針の違いなどを事前にお邪魔した際に解説・試聴させてもらいました。懐古趣味やアンティークとしてだけでなく、純粋に音楽を楽しむ蓄音機愛好家も多く結構人気があります。

アナログLP盤が発明・普及する前のSP盤というパッケージメディアです。大きさはLPとほぼ同じで大きく、硬い素材でできているので、落とすと割れます。保管も大変。なので、そうとう多く販売されていたメディアなのですが、鑑賞に耐えるものは年々減って貴重品となっています。おまけに、鉄針などを結構な針圧で再生するので、擦り切れる(雑音が増えて鑑賞に耐えなくなる)ことも多く、さらに貴重品となるわけです。

回転数は、78回転です。LP盤が33回転でEP盤(シングルレコード、ドーナツ盤)が45回転ですから、回転数だけは音質的優位性があります。状態の良い盤でも「シャー」という独特のノイズが常時出るのですが、愛好家によると数分聴けば慣れてきて音楽に集中できるそうです。諸説あるのですが、初期は機械録音といって電気を使用するアンプ類を使わずに録音している(当然マスタリングもエコーもない直接音のみ)ので、究極のアコースティックでそれも良い点だということです。

最近になって、サイトをご覧になった方から問い合わせがありました。このSP盤を復刻する活動をされている方で、「おんがくのまち」という団体を運営しておられます。戦前のオペラ歌手の三浦環さんのSP盤を以前CD化されたそうです。それに関することを特集記事にしましたので、併せてご覧ください。

特集記事:朝ドラ「エール」 -双浦環(柴咲コウ)のモデル、三浦環(みうらたまき)と宍戸アンプ

 

当時を振り返って

(2020.3追記)この記事は、14年前になりますが、最も自作に嵌っていた時期だと思います。自分で回路も考えて、部品を調達。調達も狙った部品をヤフオクで辛抱強く待って入手しました。キーパーツとなる出力トランスです。自作界で定評のあるタンゴの808という、その時期生産が途絶えていたもの。安い真空管でも良い音を出したい、いや出せるのではという構想の下製作しました。

自作なので、普通に製作しても面白くありません。市販品だとありえないような組み合わせに惹かれます。この発表化に出したアンプ、50BM8パラシングルも比較的高価なのは出力トランスのみです。真空管に至っては、当時、秋葉原で1本500円で入手したものが4本だけ。2000円という低コストです。

 

発表会参加はこの1回のみ

思えば、多くの人の前で音を聴いてもらったのは、今もってこの時だけです。定年で時間ができたので、今後は発表会などにも出品してみたいと考えています。しばらくは、サイトのメンテナンスとYouTubeのエア録音で忙しいのですが、落ち着いたら。。(落ち着く時期が来るのかなあ?)

ソフィアザールさんは、今では別の会場も運営されているようです。こちらも落ち着いたらまた訪ねていきたいと思います。なんか忙しそうで気が引けるのですが、そのうち。

 

 

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