宇都宮市の「ギャラリーWE13a」に行ってきた(2003.12)

2003年の年末に訪問

2003年の年末は、暮の休みが土日に繋がって長期休暇となったので、「管球王国」に紹介されていた宇都宮のWE(ウエスタン・エレクトリック)機器が聴けるギャラリーに行きました。

当日は、未調整で音があまりまとまっていないということでしたが、WEのエッセンスが少し分かったような気がします。元々トーキーの映画館向けに開発された、当時としては米国の最先端産業にして、後のNASAのように資金と頭脳が結集されて研究された機材群から、音とびの良い遠くからもせりふが聞きとりやすいことを条件とした音というものが、こういう傾向なのかなと。掲示板では大先輩から「隈取のある音」と説明されていました。

 

オーディオは進化しているのか?

オーディオの世界では、状態の良いWEのシステムや部品の音を聴くと「オーディオは進化していないのではないか?」と思われた方が、SNSなどでよくそうしたパターンの発言をされることが時々あります。その位、この時代のノウハウは、大部分が企業秘密で後世に伝わらなかったものが大きいようです。一部は、出身者が別の会社を作ったり転職して伝わったようです。その代表格が、JBLのスピーカーです。WEのベースがあったため、JBLは今でも世界有数のオーディオメーカーですね。

一方で、当時のビンテージ物も高価に取引されていて、変わり種では、ビンテージケーブルが、ロックバンドなどのギターケーブルとして独自の味付けがあり、人気だそうです。

機会があれば再訪したいです。

詳しくはこちらへ

WE13Aギャラリー※2020年3月追記、リンク先が目黒区の家具屋さんになっています。ドメインを売買したのでしょうか?詳細は不明です。

ついでに寄った温泉

(いい湯でした)

道の駅「はが」に併設された温泉、2種類の泉質が楽しめます。

サウナがちょっと狭いが露天風呂もなかなか。

栃木県には、温泉があちこちにあり、かなり回ったのですが、まだまだ行ってないところが多いです。まあ、オーディオのサイトで、温泉ガイドのサイトではないので、温泉紹介はこの程度にしておきます。

 

栃木県はオーディオが盛ん

コバデン&オーディオショップ

(2020.3追記)栃木県は、オーディオが盛んです。ゴルフのホームコースが栃木県矢板市にあるので、宇都宮などにはよく出かけます。かなり有名優秀な真空管アンプのガレージメーカーがあるので、一度寄ってみたいと思いつつ、Facebookのオーディオ系のグループでコメントは良く拝見します。そのお話が高度すぎて、ちょっと気が引けたりします。また、足利市には有名なオーディオショップ「コバデン&オーディオショップ」があります。試聴会で一度訪問したのですが、許可を得て写真撮影し、グーグルマップに投稿しました。その投稿写真が人気のようで、Googleから「人気だよ」という通知が時々来ます。興味ある方は一度見て下さい。

グーグルマップでの投稿 https://goo.gl/maps/LhqQgvFyQfRHBC2J6

吉柴音響

(2020.5追記)古くからオーダーメイドの真空管アンプを製作販売されている有名な吉柴音響さんも、栃木県宇都宮市です。私が入っているフェイスブックの真空管アンプの愛好家グループでもご主人がしばしば投稿やコメントをしておられて、大変参考になります。

サイトを拝見すると、最近はECにも力を入れているようで、オーダーアンプのみならず、自作用有名メーカーの部品、ビンテージ部品、修理の対応など実に頼りになりそうな品揃えです。今後、自作を再開したらぜひ活用させていただきたいと思いました。コロナ騒ぎが収まれば、ゴルフの帰りに寄るのにもちょうどよいです。

※今まで、存在は知っていましたが、高価な注文生産アンプ店なので、安物自作家の当方には敷居が高く、実際に行ったことがなかったのです。

つい最近、YouTubeで、吉柴音響さんにオーダーした機器をメインにしたスーパーマニアのYoshizawaさんが、YouTubeで動画を公開されているのが分かりました。珍しい音源も聴けて楽しいチャンネルです。実際に、吉柴音響さんの音が動画を通じて聴く事ができます。