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現在の(2020年3月)再生システムをまとめました

(本記事は、「自作真空管アンプのホームページby百十番」から移転しました)

YouTubeのエア録音公開が、思ったよりも楽しく、しばらく続けてみようと思います。

ついでに、友人のオリジナル曲(ボーカロイドが歌うポップス調)も、編集して同じ私のチャンネルにUPしたりしています。

というわけで、最近の再生システムをまとめてみました。

再生システム図解

ケーブルやアクセサリは、書ききれないので、ごく一部だけです。

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システムの背景(MQA)

最近は、MQA(最新のハイレゾ音声フォーマット)に嵌っていて、MQA音源の豊富なサブスクリプションのストリーミングサービスである「TIDAL(タイダル)」を聴く事が多いです。

MQAを聴くには、専用の機能(デコーダーなど)が付いたDAコンバーター(DAC)が必要です。フルデコーダーという1台でMQAの全能力を展開できるものが理想的です。もう一つのやり方は、コアデコーダーとレンダラーというふうに機能を2つの機材に分担する方法です。コアデコーダーはもっぱらPCのソフトで、もともとMacのソフトで人気が出たAudirvanaというPC用プレーヤーソフトについているほか、RoonやTidal専用アプリなどについています。レンダラーは、ifiのDAコンバーターは、ファームフェア更新でその機能が追加されたりとか、比較的多くの製品に広がりつつあります。しばらくは、ifiのファームウェア更新とTidal公式アプリの組み合わせで聴いていたのですが、フルデコーダーが欲しくなりました。

そこで、今年になって、MQAの開発元であるメリディアンのDAコンバーター(ネットワークプレーヤー機能有り)を購入しました。思ったよりもモニター調というか正確なアナログ変換をする傾向を感じて、それまでアンプ類は自作機を休ませて(定年まであわただしくてサイトの更新同様メンテナンスをさぼっていました)いました。中国製のデジタルアンプが安価なので、いろいろと試行錯誤ができてそれらを試していた次第です。モニター調でも、音源の粗を感じるような楽しめない傾向だったので、この機会に、自作機をメンテして復活させました。

真空管アンプを点検したところ

案の定、真空管ラインアンプ(12BH7srpp)は、コンデンサーが液漏れ、交換しました。メインアンプは異状なかったものの、もともと入力端子が安物家電ジャンクの部品取りで済ませたので、接触が甘かったりします。とにかく使えるようにしました。

コンデンサーの液漏れを発見した時は、コロナ騒ぎの時期で、秋葉原に買い物に行くのはためらわれました。最近は、ECの方が真空管関係も部品入手しやすい場合が多いので、便利な順にAmazon>楽天>ヤフオク、とみていくかなあと思ったのですが、ダメもとで物入の中から久しく触っていない部品箱(複数あり)を探し出してみたところ、おあつらえ向きが1個だけ、使ってくださいとばかりにみつかりました。天の啓示??

電源ケーブルはヒットでした

ケーブルやアクセサリも工夫して、もう一歩というところに壁がありました。なかなか思うようにいきません。そんな時、兼ねてから気になっていた「サンシャイン」の電源ケーブルを投入してみました。私は、アンプがメインなので、ケーブルはせいぜい1万円台のモノしか使いません。

このサンシャイン「SAC REFERENCE1.8は、価格は1万円台ながら、社長のポリシーで、10万円台の音を出すことをコンセプトに開発されたそうです。通常、オーディオ機材はあまり売れないので、製造ロットも少なく割高です。そこで、このケーブルは長さのバリエーションを1種類のみにし、さらに通常はオーディオグレードのプラグとインレット(つまり差し込みの部分)を使うのですが、モールドというプラスチック一体成型成でコストダウンを図っています。シールドも省略とか。

結果的に、これは効きました。低音のボリュームが改善して、全体のバランスが取れるようになりました。実は、本記事に出てくるDACやケーブル投入以前もかなり良い状態に追い込んでいましたので、(その時のファイルウェブの投稿です)かなり自分でも満足できるレベルとなりました。

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